巨星墜つ

SNS時代初・重鎮の訃報

小池忠教氏が亡くなった。ヘラ業界では間違いなく一時代を築いたスターであり、一読者であった僕にも多大な影響を与えた。SNSでは多くの方が弔辞を綴っていたのも頷ける。

故人との僅かな接点を誇張し、特別な思い出にしたいファン心理も理解できる。ただ、故人をダシにしたマウンティングはいただけない。

「俺はこんなに親しかった(◯◯よりも)」

「俺は訃報を誰よりも早く聞いた」

これらも純粋なファン心理からだというのなら、胸にしまっておこう。もしくは、友人間の会話だけに留めておくべき。

かくいう僕自身も、小池氏とのストーリーはそれなりにあるつもりだったし、複雑な心境であったことは事実だ。ただ、僕は間違いなくファミリーではない。たまたま訃報を早く耳にできていたり、もしかすると危篤の時点で知っていたかもしれないとしても、それを口外することはゲスの極みだ。

親族や側近(ファミリー)から正式なアナウンスがあるまで外野は黙っているべきだし、訃報で情報通を気取るのは論外だ。そして、ファミリーが浸っている思い出をぶち壊すほどの物語を捏造すべきではない。たとえ故人をさらに神格化する美談だとしてもだ。

新しい物語が捏造ではなく事実であるとしても、だったら生前に語るべきであって、イマではない。どうしても語りたいなら、数年後にすべきだろう。故人を弔うふりをして、主語が自分なんじゃないの? っていう投稿を見たもんで。

もはや何一つ反論できない故人を格付けすることも無意味だが、すでに僕も行っていることに気づく。「SNS時代初の重鎮の訃報」という切り取り方がそうだ。個人的には、「小池さんクラス」の訃報はしばらくなかったし、SNS普及後初だろうという思いはある。

しかし、人の感じ方は様々だ。小池氏と同等の功績をあげながら、評価されずに亡くなった先輩もいると感じている人もいるだろう。近しい人なら尚更だ。「SNSがあったなら、◯◯さんの方が話題になったはずだ」と感じてしまうのも構わないと思う。今このタイミングで実名比較投稿さえしなければ、それは個人の自由だ。

幸いなことに現時点では、そこまでのバカ投稿は僕の目に触れていない。「俺は故人の直弟子だった」アピールは読んだけど。

5号も逝く

米国からの特効薬も虚しく、我が家のヘラブナは全て星に。小池氏の訃報と同列に語る気は更々無いものの、連続した2つの事件は、どちらもメンタルマイナスに働いたのは事実。

エサを弄くり倒し、粉まみれになる神様の釣りが、前時代の象徴だったと感じる身としては、「練るな、弄るな」の現代は大いに不満だ。

たまたまさっき見たプロモーション動画では、「このエサすげぇ!」というメーカースタッフのセリフがクローズアップされていたが、「何が凄いのか」の説明もなくキャッチコピーにできてしまうところに、この業界の消費者レベルの低さを感じたし、小池氏が心血を注いだヘラブナ釣りは、すでに「似た何か」に置き換わっているのだろうと感じた。

あの世では、徳さんや北城さんとも会うのでしょうね。安らかにお眠りください。

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