「超短ハリス」動画
このブログでも度々お名前が出る、鴉の近野さんのYouTube。
僕はチャンネル登録しているので、レコメンドで流れてきます。実はこの動画には前編があって、後編を楽しみにしていました。お約束通り、後編は状況が好転していくのですが、予想以上の展開というか分析力でした。
あんまり書くとネタバレになってしまうので遠慮しますが、「だんご」でアタリを出すためのウキサイズダウンが、「セット」に変更した途端にオーバースペック(小さすぎという意味で)になってしまう、という描写が貴重な動画になっていると思います。これはハリスの長短に関係ない話ですが。
動画の中では、夕まずめという謙遜もありますが、やはりセットに変えたことが爆釣の理由だと思います。そして、「短ハリス『は』釣れる」ではなく、「短ハリス『でも』釣れる」が大事なんです。そこでイロモノ視点を捨てていただき、「じゃぁ、普段のハリスの長さには何の意味が?」という思考に繋げていただきたい。近野さんの動画からも、しっかりとそういうメッセージが伝わってきます。
ハッキリ言って、笑ってる場合じゃないんです。僕が長ハリサーだったら、焦る事態なんですけどね。自分の存在理由が失われるかもしれない危機なんですから。だけどなぜか、何十年もそうはならずに、放置されてきた歴史があります。でももう逃げられないと思いますよ。理解できないものを攻撃したり、見なかったことにしたりは、もう終わりです。これだけあちこちに「気づき」を得た人が出現した以上は。
着水後のウキを引っ張る投がないことにも驚きました。振り込みから取り込みまでの所作は、関東在住のトップトーナメンターと遜色ありません。上からの発言になってしまって恐縮ですが、僕からはもう、近野さんへ伝えることは何もないですね。センスのある方というのは、何もかもに自分で気づいていけるんです。ナリーズの泡舟さんもそう。連載当初に書いた通り、これで安心して死ねます(笑)。
僕の記事のタイトルを紹介していただいて嬉しかったですが、超短ハリスでの「お造り」スレの多さも映像にしていただいて、なんだかとても嬉しかったですね(笑)。理想の短ハリス動画でした。