へらぶな5尾が我が家に
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釣堀センター菊水さんから、へらぶな幼魚を分けていただきました。5匹が水槽の端に固まっている姿は、なんとも言えない癒やしがあります。事の発端は、以下の投稿です。
以前の我が家の住人であるへらぶな「専務」が星になってひと月。へらぶなロスを埋めるのはへらぶなしかないですね。犬や猫を亡くした飼い主が、すぐに次を飼うなんて!って思ってましたが、理解できた気がしました。たぶん、次はインコが寿命を迎えるので、すぐに次のインコを飼うんだろうと思います。
子ネコや子イヌもそうですが、ごく幼い個体というのは共通項がありますね。アンバランスなパーツサイズ、アホみたいな動作。へらぶなの場合、背びれや目が身体の割に大きすぎます。デフォルメ的な。動きも狂ったような感じで、無駄が多いんですね。ものすごく可愛いです。
専務の初期はどうだったか忘れてしまいましたが、この子たちと比べれば、晩年は落ち着いていました。身体は小べらでも、中身は大人だったんでしょう。
水槽に移してから10時間ほど経過し、少し探検をするようになってきました。完全に「群れ」を形成しています。金魚のフンとはよく言ったものですが、今のところリーダーは決まってないように見えました。偶発的に1匹が動くと、それに倣っているだけのような感じ。
とはいえ集団行動を見ていると、5匹という「彼らの世界」が、人間との関わりを希薄にするような不安があります。同じく小べらを飼育している泡舟さんから、たまたま別件で電話があったので聞いてみると、複数飼いでもエサくれダンスは踊るとのこと(笑)。
ひと月前まで、先輩のへらぶなが暮らしていたことなど知らない5匹。イヤな言い方をすれば、死後に水も換えてませんから(換えたてのキレイな水でしたので、そのまま濾過を続けてキープ)、事故物件に入居したようなものです。でも、そのまま先代の空気を引き継いでほしいような気分もありました。空気というか、水ですね。
GANTZじゃないですが、記憶を消されて開放後、再び舞い戻ったことも知らないとか、転生みたいなストーリーを妄想してみました。もっとも、専務が星になったとき、すでにこの世に生を受けていた子たちですから、無理がありますね(笑)。
それにしても小さいです。ここまでのサイズは釣ったことがないですね。ていうかへら釣りのタックルでは釣れないですよ。タナゴ釣りサイズ。クチボソサイズというかね。スレでもお目にかかった記憶はないです。
5〜8cmほどと、5匹それぞれには2、3センチの体格差がありますが、間違いなく今年生まれの個体。同級生たちが、どのように成長していくのか見ものです。水槽が狭いので、あんまり大きくなっちゃうと困りますけどね。